あけましておめでとうございます。ご挨拶が遅くなりましたが、本年もよろしくお願い致します。
さて、年末から年始にかけて、ひたすらGREEのゲームをやっていました。なぜ、ゲームやっていたのかと言うと、テレビコマーシャルや電車の中吊り広告など、IT会社だが、様々な媒体で紹介しているので、以前より興味を持っていたからである。
ここで、不思議だったのは、なぜ、これほどまでに広告宣伝できる金額を持っているのか、しかも、無料ゲームを紹介して、どれだけ利益を出しているのか不思議だったので、実際に調べたり、ゲームをやってみた。
まず、最初に、GREEの売上高だが、昨年の10月31日の告知によれば、1400億円で、しかも、利益が700億円の会社である。売上の約半分、50%が、利益ビジネスなのである。
ニュース記事抜粋
グリーは10月31日、2012年6月期通期の連結業績予想を上方修正し、売上高は1300億~1400億円(従来予想は900億~1000億円)になる見通しだと発表した。「GREE」でソーシャルゲームのマネタイズが想定を上回るペースで増加し、有料課金収入が堅調に推移しているという。
修正後、営業利益と経常利益はそれぞれ600億~700億円(従来予想は400億~500億円)、純利益は330億~390億円。データセンター増強や広告宣伝費と人件費・採用費増加、グローバル拠点拡大による費用増をこなし、営業利益は前期(311億円)比で倍増以上を見込んでいる。
そして、実際に「釣り★スタ」と言うゲームをやってみての感想だが、私は、iPhoneを利用しているのだが、正直、単純なゲームなのだが、中毒性が高いと思う。さらに、若い人だけではなく、釣りを好きな方や、中高年者の利用も見受けられた。さらに、この、ゲームで100万人以上の人が、登録しており、常時、数十万人が利用してると思われる。

無料でも遊べるのだが、少し遊んでいると、やっぱりアイテムが欲しくなる。具体的には、釣りゲームをしていると、やっぱり、いい竿が欲しくなるのである。
ゲーム内のポイントで利用できる竿もあるのだが、周りを見ていると、いろんな竿で釣りをしており、釣果も出している。ポイントを集めるには、釣果を出さなければポイントが集まらないので、やっぱり欲しくなってくる。
そこで、サイト内には、「竿みくじ」なるものがあり、ゲームコイン(日本円で約500円)で、1回おみくじが引けるようになっている。
ここが、ポイントなのです!無料で始めた利用者だが、欲求が高まるにつれ、
「500円くらいならお金を出してもいいか」
と、なるわけである。そして、お金を払い竿を入手し遊ぶ。さらに、すばらしいことに、(運営側から見た良い点)随所にお金を落とさせる仕組みが含まれているのである。
さらに、通常のゲームソフトと一番の違いは、ネットゲームなので、運営側が各種のイベントをゲーム内で行っている。イベントには、「レアな竿」のプレゼントや、「アバター」のプレゼントなど、利用者を飽きさせず、さらに、毎回イベントが発生するので、遊んでいてもおもしろい仕組みになっている。
実際に利用してみて、私も竿みくじで竿を入手し、竿がもらえるイベント「大鯛勝負」のイベントに参加し、お金をかけずに、最終目標である「レアな竿」が、入手出来るか実験をしてみた結果、
寝ずにゲームをやり続ければ何とかもらえる!
と、言う結果であった。実際にゲームでもらえるポイントを、エクセルでデータ化し、期間内に入手可能か事前にある程度の予測を立て、そして、実際に予測通り入手出来るか実験してみた結果だが、予想分析通り入手出来る範囲であったが、実際に入手までに費やす時間だが、なんと・・・60時間もかけなければ、最終アイテムまでたどり着くことが出来ない。この、イベントゲームの期間だが7日間(1/1~1/7)で、時間に直すと、168時間。そして、60時間を消化するとすると、1日12時間ゲームを続けなければ入手出来ないが、入手出来ない訳でもない。
そこで、色々なアイテムが用意されており、お金を払い、ゲームコインを買えば、その分、時間は短くなるように設定されている。
このゲームだけでも、100万人以上が登録されているので、お金を落としてもらえるチャンスは非常に多い。さらに、竿1本約500円であれば、それほど高い買い物でもない。そして、ヘビーユーザーであれば、毎月利用できる金額を各自で設定されていれば、その分は、ゲームのアイテムに消費できるわけだ。そのお金は、GREEへの流れて行く・・・。
そこで、一つ気づいたことがあるのだが
リアルで消費するもはバーチャルでも消費される
今回は、個人的にすばらしい発見だと思う。
実際に釣りをしてみて、竿やリール、えさやルアー、そして、糸が切れたら修正する。すべて、リアルでもお金のかかることである。さらに、釣りを趣味としている人であれば、惜しみなくお金をかける。損得の問題ではなく、「趣味」だからである。
実際に、釣りの場合、毎日することは出来ないが、バーチャルでの釣りなら、ゲームで楽しめる。その、趣味に対する費用と考えるのであれば、
お金を使ってでも楽しみたいのである。
GREEは釣り以外にも、人気のカードゲームや、箱庭ゲームなど、様々なゲームが容易されている。しかも、すべて無料で利用できるのだが、その、ゲームが気に入れば、お金を払ってでも、満足のいく遊びが出来るのである。
今回、テレビコマーシャルを惜しみなく行っている、GREEを、実際に遊びながら、色々と考えてみたが、成功している会社には必ず成功の「ヒント」が、隠されている。
私も、GREEの成功からヒントを見つけ出し、既存のビジネスに取り入れて行きたいと考えさせられる年始・年末でした。